サウスショア South Shore (カウアイ島）

全米ベスト・ビーチに選ばれたこともある観光客や地元の住民で賑わう安全なビーチ。

ショッピング、グルメ、ゴルフを思いっきり楽しめるポイプ・リゾート・エリアにあり、観光客や地元の住民で賑わう1番人気の安全なビーチです。12月～5月にかけては、海岸沖でザトウクジラが潮を噴き上げ、大きなホヌ（ハワイアオウミガメ）も泳いでいます。このビーチが人気である1番の理由は、日光浴をする絶滅危惧種ハワイアン・モンクシールが見られることです。モンクシールには絶対に触ったりエサを与えないでください。 ポイプでシュノーケルをすると、ハワイ州の魚、フムフムヌクヌクアプアアなど、色鮮やかな魚を観察できます。小さなお子様向けの浅瀬もあり、トイレ、シャワー、ピクニック設備が完備され、家族と一緒にのんびりピクニックするにも便利です。ライフガードも常駐し、モンクシール監視チームも保護活動のため巡回しています。

伝説が残る潮吹き穴。高さ20ｍに及ぶことも。

ポイプの波が天然の溶岩洞に流れ込み、大きなうねりが寄せると噴水のように放出され、その時の「シュー」という叫び声にも似た音がハワイの伝説になっています。ハワイ先住民は、カイカプという大きなトカゲの魔物がこの海岸線を守っていると信じ、この地域で魚を取ったり泳いだりすると魔物に食べられてしまうと恐れていました。ある日、リコという名の少年が海に入りました。カイカプが襲いかかりましたが、リコは鋭い棒を魔物の口に突き刺して、溶岩棚の下に入り込み、小さな穴を通って地上に逃げたのです。魔物はリコを追いかけましたが、溶岩洞の中で引っかかってしまいました。潮吹き岩から噴き出す音は魔物の叫び声、水しぶきは魔物の吐く息だと言われています。

自然の恵みが紡ぐ庭園のような植物園。

国立熱帯植物園が管理するカウアイ島南部にある植物園。広さ約100エーカー（約40万平方メートル）の広大な敷地は、「部屋」と呼ばれるものにより区切られ、海に面して静寂な空間が広がります。洗練された庭園デザインが特徴で、映画「ジュラシック・パーク」で有名になった巨大なオーストラリアゴムノキがあります。

国立熱帯植物園が管理するカウアイ島南部にある植物園。

ポイプに位置し、絶滅が危惧されるハワイ固有の植物のコレクションがあります。ハラ、サンダルウッド（白檀）を始め、ハワイ固有のヤシ科、ハイビスカスなども数多く見られまた、世界各地からコレクションされた熱帯の植物を多く見る事ができます。種を守り、後世に残すためのガーデンです。

い歴史を持つ美しいコロア地区は、オールド・コロア・タウンからポイプのサウスショアまでに広がる小さな町。1835年にコロア初の製糖工場が操業を開始してから、島全体で大々的に製糖産業が始まりました。職を求めて世界各地から移民が集まり、今日のハワイ多民族文化の基礎を創り上げました。コロアとポイプへ続くマルヒア・ロード沿いには、100年前に植えられたユーカリの木が立ち並び、木のトンネルと呼ばれています。 昔のままの雰囲気が残るオールド・コロア・タウンでは、コロア・ロード沿いに並ぶプランテーション時代の建物を利用した可愛いショップが人気です。ここにしかないおみやげを探したり、コロア・ヒストリー・センターで町の歴史に触れたり、素朴な町でののどかなひとときが楽しめます。一息つくなら島で人気のラパーツ・アイスクリームがお勧め。チリマツの木陰に座って食べるアイスクリームの味は格別です。ラパーツ・アイスクリーム・ストアはカウアイ島が発祥の地で、ハナペペ近郊で毎日新鮮なアイスクリームを作っています。ヘブンリー・ハナ、ビッグ・アイランド・インスピレーション、カウアイ・パイなど、ハワイからインスピレーションを受けて誕生したフレーバーがお勧めです。 コロア・ヘリテージ・トレイルでは、オールド・コロア・タウンからポイプまで、文化、歴史、地質学的に貴重な14のスポットを巡ることができます。コロアの魅力を思いっきり楽しむなら、カウアイ島のプランテーションの歴史を祝って毎年夏に開かれるイベント、コロア・プランテーション・デイズ・セレブレーションは外せません。南に行くと、オールド・コロア・タウンから一変してモダンで洗練されたポイプ・ビーチのリゾートが現れます。

カウアイ島サウスショアで人気のオープンエア・ショッピングセンター

カウアイ島の高級ビーチリゾート、ポイプ地区にあるショッピングセンター。緑あふれるオープンエアの空間に、レストランやブティック、オーガニックスーパーなど、厳選された店舗が並んでいます。無料のエンターテインメントやイベントも行われているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。