ハワイアンミュージックのプレイリストやミュージシャンによるライブ配信情報、様々なプロジェクトをお届けさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
本日はALLHAWAIIで紹介しているハワイのミュージシャンたちを紹介したいと思います。ミュージックと共にお楽しみくださいね。
【音楽でハワイ】ハワイのミュージシャン Pt.1
2020.06.20カラニ・ペア
2016年リリースのデビュー・アルバム『E Walea』がローカル・ヒット、その後「Best Regional Roots Music Album」のカテゴリーでグラミー賞を受賞し一躍トップ・アーティストの仲間入りをしたマウイ島在住シンガー。
R&Bの影響色濃いボーカルスタイルと、堪能なハワイ語力、そしてエンターテイナーとしてのバイタリティーで、ハワイ音楽界に強力な存在感を示している。
出身はハワイ島ヒロ。
母に捧げて書いたオリジナル・ハワイ語曲『Kuʻu poliʻahu』が、フラダンサーをフィーチャーしたミュージック・ビデオで広まり、フラ界で人気を確立。その後も積極的にミュージック&フラ・ビデオを制作してYouTubeで発表、ハワイ映像の美しさとカラニの歌唱力と存在感の強さで多くのビューアーを集めている。
チャド・タカツギ
カメハメハ・スクール在学中にフラとハワイ音楽に目覚める。
2000年にバンド「アレア ʻAleʻa」のメンバーとしてデビュー。アルバム『Take Me Home』がNā Hōkū Hanohano Awards 2001で4部門受賞するという成功を収めた。その後2004年にリリースしたセカンド・アルバム『Kaulupono』を最後にグループは解散。
2015年、10年に渡る沈黙を破りアルバム『Ahuwale』でソロ・アーティストとして再デビュー。Nā Hōkū Hanohano Awards 2016で4部門受賞、ハワイ音楽シーンに見事に返り咲いた。
『He Aloha Nuʻuanu』『He Wehi No Pauahi』『Rose Onaona』などのオリジナル・ソングが光る珠玉の作品となったソロ・アルバムはフラ・コミュニティーから熱い支持を受け、収録曲の多くが人気のフラ・レパートリーとなっている。
ホク・ズッターマイスター
2007年のデビュー・アルバム発売当時、すでにハワイ音楽界では広く認知されるハワイアン・シンガーだったホク・ズッターマイスターは、アルバム・デビューが遅れた「ベテラン新人アーティスト」として注目を集めた。
オアフ島ウィンドワード出身で伝統的なフラ家系の子だったこともあり、ハワイの音楽と文化に親しんで育った。10代でフラを踊り、ウクレレやギター、ベースを弾くようになる。
2010年のミニアルバム「Nā Mele Hula ʻEkahi 」を経て、2016年にフルアルバム「Kuʻu Pua Sakura 」をリリース。10年間で3作というのはスローペースだが、その間も地元ハワイを中心に演奏活動は活発に続け、とくにフラ・コミュニティーから引っ張りだこの人気を維持。そろそろ新作のリリースが期待されるところだ。