1904年3月19日にオープンしたワイキキ・アクアリウムは、来年120周年を迎えるアメリカで2番目に長い歴史のある水族館です。ワイキキ・アクアリウムと呼ばれる前は、ホノルル・アクアリウムとして知られていました。(因みに、アメリカ最古の水族館は1896年にオープンしたニューヨーク水族館)。
サイズ的には小さなお子様でもへばってしまうことなく、興味も途切れることなく周り終えることができる、比較的こじんまりとした水族館ですが、その内容はさすが太平洋の真ん中に浮かぶハワイの水族館。優れた海洋生物のコレクションを誇ります。
アメリカで2番目に長い歴史のある公立水族館、ワイキキ・アクアリウムへ太平洋の海洋生物に会いに行こう♪
2023.12.20入場料は下記の通りです。
一般 $12.00
小人(4歳から12歳)$5.00
3歳以下は無料
シニア(65歳以上) $5.00
カマアイナ $8.00
まだ子供が小さいので、ボランティア活動などがなかなかできないのですが、こうして子供と施設を度々訪れることで、少しでも運営・活動の助けになればいいなと思います。立地もワイキキということで、隙間時間のアクティビティとしても最適です。
お魚を真剣に見つめる息子。ハワイの海底の様子が再現されています。
こちらの水族館、最初の15年間は民間資金による施設として運営され、展示動物は地元の漁師さん達によって収集されていたそうです。ハワイの住民が皆で協力して作り上げた施設だったんですね。その後数々の戦争の影響もあり、深刻な経営難に陥った時期があった様ですが、1975年に世界的に有名なサメの専門家であるテイラー博士が3代目所長に就任。教育、保護、研究に重点を置き、収益源を多様化する必要性を認識していた博士は、教育・ボランティアのプログラム、図書館や研究施設、ギフトショップなどを任期中に誕生させました。寄付や会員権の販売、補助金を受け入れることで、水族館はサービスの向上と展示の改修ができたそうです。
4代目館長のカールソン博士はサンゴの繁殖プログラムを開始。このプログラムにより、ワイキキアクアリウムは現在世界的に有名になっています。写真は珊瑚の展示の様子。
さて、子供達が釘付けになっていたのはこちらのグルーパーという魚。子供より、いや大人より大きい!なんと、50年も生きるそうです。まるでこちらが見られているよう。
クラゲの展示も幻想的で人気です。ふわふわと漂う様子がかわいい。それにしても水族館、当然の事ながら室内なので涼しくていいです。ゆっくり足を止めて海洋生物達を眺めていられます。
個人的に好きなシーホース(タツノオトシゴ)と、シードラゴンの展示エリア。シードラゴンはリーフの様な体つきで、海藻の近くで擬態しているのだそうです。その他ハワイの州魚「フムフムヌクヌクアプアア」や、映画のニモで親しまれているカクレクマノミにも出会えました。
外に出ると気持ちの良いオーシャンビューのエキシビション。そして希少種、ハワイアンモンクシールのエリア。あいにく、現在水族館が改修工事中のため、お目にかかれませんでしたが、野生から保護されたモンクシールが通常こちらにいるそうです。現在はカリフォルニアの研究プログラムに一時的に移動していて、行動研究に協力しているとのこと!また、こちらの水族館はイベントスペースの貸し出しなども行っています。
入場料も手軽で、行くたびに発見があり、イベントなども度々開催されているようなので、またすぐにでも行きたいと思います♪
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