マウイの物語を綴った一冊『Dear Maui マウイを巡る12の物語』販売&写真展開催のお知らせ

2024.07.23

2023年8月8日に起きたマウイ島西部の山火事による壊滅的な被害を受け、「マウイ島の本をつくろう」とマウイに思いを寄せる写真家や作家ら12名が立ち上がり、完成した一冊「Dear Maui マウイを巡る12の物語」が販売中です。ハワイ州観光局公式ラーニングサイト「アロハプログラム」のキュレーターでもある近藤純夫氏も寄稿しています。

また、8月1日(木)から30日(金)まで丸の内二重橋ビル5Fにて本書未収録の作品を加えた写真展も開催決定!
写真家たちが時代もテーマもそれぞれに見つめてきたマウイの姿を楽しむことができ、会場では本書籍の購入することができます。
3日(土)の午後7時からは特別トークショーが開催され、写真家たちを囲んでのトークセッション、フラダンスの披露、マウイからのメッセージなどが予定されています。事前予約(有料)が必要なため、詳しくは下記のリンクをご覧ください。

『Dear Maui マウイを巡る12の物語』について

「ありがとうマウイ」から始まる写真家・佐藤秀明の記憶にあるマウイは、1950年代のアメ車が似合う小さな町。自然写真家の高砂淳二はマウイでALOHAの心を知り、はじめて夜の虹と出会うことに。ハワイのスペシャリスト近藤純夫は、美しい風景にマウイの歴史や神話を重ねます。写真家の岩根愛は、ボンダンスで結ばれたラハイナ浄土院を再訪。エディターの今井栄一は、ハワイの音楽に導かれてマウイを旅して……。

リゾートの島でもあるマウイ島は、ものすごいスピードで昔ながらの風景が失われています。昨今の異常気象がそれに追い討ちをかけるよう。だからこそ「あの日のマウイ」を忘れないでほしい。それぞれのマウイの物語を一冊の本に記しておきたい。

12名の著者はみなボランティアで寄稿。製作費の一部はクラウドファンディングで156名の支援を受け、販売利益はすべてマウイ島の復興支援にあてられます。

<著者(50音順番)>
今井栄一(エディター、ライター)
岩根 愛(写真家)
岡崎友子(オーシャンアスリート)
近藤純夫(エッセイスト、翻訳家、写真家)
笹尾としかず(イラストレーター、画家)
佐藤秀明(写真家)
高砂淳二(写真家)
永田さち子(エディター、ライター)
野口祐一(写真家)
東 理夫(作家、エッセイスト、翻訳家)
平川 亨(ハワイ研究者)
宮澤 拓(写真家)

販売価格:2,970円(税込)
ページ数:256ページ/A5/コデックス装
発行:リトルギフトブックス

近藤 純夫氏

エッセイスト、翻訳家、写真家。
ハワイ火山国立公園アドバイザリースタッフ。ハワイ州観光局アロハプログラム・キュレーター。ハワイ関連の著書に『フラの花100 』『新ハワイアンガーデン』(平凡社)、『歩きたくなるHawaii』(亜紀書房)、『フラの本』(講談社)、『Dear Maui マウイを巡る12の物語』(共著/ Little Gift Books)、訳書に『イザベラ・バードのハワイ紀行』(平凡社)など。

フェイスブック・サイト: https://www.facebook.com/kondo.sumio

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