王家の土地で「逃れの地」だった国立公園
コナ南部のホナウナウ湾にあるプウホヌア・オ・ホナウナウ国立公園は、ハワイで最も神聖な史跡であり、ハワイの文化を深く感じられる場所です。古代ハワイでは、カプ(タブー)が定められ、破ったものに罰が与えられていました。この地は、その罰から逃れるための聖地でした。この地でカフナ(祈祷師)による許しの儀式を受けることで罪が帳消しになったと言います。「プウホヌア」は、ハワイ語で「避難」や「保護」という意味を持ちます。
公園内では地図を見ながら散策し、高さ3m、幅5mのグレート・ウォールなどや、フィアース・キイ(木製神像)が23人のアリイ(酋長)の遺骨を納めた神殿ハレ・オ・ケアヴェ・ヘイアウを見学できます。