聖ダミアンの偉業が光る地
昔ハンセン病患者を隔離していた場所で、1873年以降にベルギー人のダミアン神父献身的に患者のケアを行っていました。ダミアン神父は長い年月に渡り患者に希望を与えてきましたが、最終的にはその病気が原因でここで亡くなりました。現在、聖フィロメナ・ローマカトリック教会に眠っています。 2009年10月にはローマで聖人として列福されました。
ダミアン神父の死の数ヶ月前、彼の信念を継ぐ素晴らしい女性、聖マリアンヌ・コープがカラウパパへやってきました。聖マリアンヌ・コープは、修道会の管区長としてニューヨーク州シラキュースにある聖フランシス病院の運営に携った後、ハワイでいくつもの病院やケアホームの設立・運営に携わりました。その後、ダミアン神父の要望に応え、修道女達とともに疎外されたモロカイ島のカラウパパへ渡ることを決意。牧師によって建てられた少年の家や、少女のためのビショップ・ホームの運営に貢献しました。1918年、聖マリアンヌ・コープはその生涯を終え、ビショップ・ホームに埋葬されました。2005年、その遺骸はニューヨーク州シラキュースへ帰されました。
2012年10月21日、聖マリアンヌは聖人として認められました。彼女の銅像は、海を望むオアフ島のケワロ・ベーシン公園に建てられています。
自然保護と教育活動を展開しており、アクセスはミュール・ライド、ハイキング・ツアー、カラウパパ空港(LUP)からのフライトのみで、車では行けません。